なぜ情報に振り回されているのか -うがい薬騒動を見て-

うがい薬が市場から消えた、らしい。

あんま興味ないからホンマに消えてんのか知らんけど。

報道後すぐ品切れするメカニズムが謎過ぎる。
それも「必需品」でもないうがい薬が。
何でこんなことになるの私見です。

1.事の発端は大阪府の吉村知事の発言

事の発端は8月4日の大阪の吉村知事の記者会見で「『ポビドンヨード』を含むうがい薬に新型コロナウイルスに対する効果が確認された」との発言。

お昼の記者会見後、夕方には品切れが出始めたらしい。

翌日5日の会見では吉村知事がうがい薬について補足説明

更にその翌日6日に大阪府歯科保険医協会が「治療で必要な患者に行きわたりにくくなっている。」と吉村知事に抗議している。

9日の今日の状況は、

知らないし興味がない。

2.不思議なこと

この事態に色んなことを不思議に感じる。

ポッと出た情報に飛びついていいいのか

「実は〇〇に効果があることがわかりました!」と予想外のものならまだしも「うがい薬」って。

手洗いうがいは昔から奨励されていたし、うがい薬の効果は知らないけど昔っから生き延びてる商品だし多少の予防効果はあるかも知れません。治療薬ではないにせよ。

調査対象者が41人と少なすぎる感がありますし、5日に補足説明出していますが治療薬でもないのに今更うがい薬に飛びつくのは少し稚拙かなと感じてしまいます。

昼の記者会見後、どんな報道がされたのか

誰がどこで記者会見を見ているのか。

その場で記者会見を聞いている人なんて極々わずかなわけで、ほとんどの人がマスメディアを通じて情報を入手しているはずです。

どんな報道がされていたのか。
切り取り方にも問題があって消費者を煽ってるんじゃないないかと感じます。

みんな最初はテレビ越しで知っていたならそのスタジオにいた人が「うがい薬が治療薬ではない」「ちょっと効果があると信じ込むには時期尚早」などと言っておけばこうはならなかったかも。言ってたのかな?

一旦「吉村知事がこう言った」と泳がせて
翌日「混乱起きたじゃないか」と非難

そうだとしたら最初の時に消費者を踏み止まらさせなかったメディアも罪深い。

後から「やっぱり効果ありました🎉」と確立されたら非難した報道機関はどう報道するのでしょうか。

一方でフリマサイト/アプリで高額取引がされ始める

そもそも転売目的で買った人も多いのでは?
発言する方も悪いかもしれませんが、転売目的の購入が少なからず品切れの原因である訳で、それで暴利を貪る転売屋さんの方が流通に混乱をきたして罪深いように思います。

日常使いの一環で買い足した人
吉村知事の言葉だけを聞いて買った人
マスメディアに煽られて買った人
うがい薬がバスってると見聞きして買った人
転売目的で買った人

どんな割合かが知りたい。

事の発端から2日で医療機関へ影響

治療に必要なら2日で影響が出るような在庫量に問題はないのか。

マスクや消毒液・防護服など色んなものが市場から消えた中でイソジンガーグル液(ポビドンヨード)についても在庫は持っておいた方がよかったのでは?

いくらなんでも2日は早すぎる気がしますが。。。というか民間用と医療機関用がそんな一緒くたに在庫なくなるんだ。

「抜歯創の感染予防を目的に使用されている」らしく感染予防目的に使われているなら、うがい薬もやっぱり新型コロナの感染予防にも効いたりして。

なんか色々疑問に感じしまいます。

3.セオリーがない中での生活

影響力のある人が確立されていないことを言うのはどうかと思うけど、今僕たちは「はじめまして」のウィルスと共存している訳で何もかもわからないことだらけだ。

マスクだって一時は「健康な人はする必要がない」とされていたけど今はマスクするのが常識、「無症状の人からの感染リスクはない」とされていたけど、それも今ではどうかわからない。

ポケモンでギャラドンには電気系で勝負⚡
インフルエンザにはタミフル💊

そんなセオリーがないのが新型コロナウィルス。

セオリーができるまでは色々な情報が出ても仕方ないわけで、混乱を起こしたら大非難するってのは少し違うと思う。

そういう風潮が強まれば「何か言ったら文句言われるかもやし黙ってよ」がセオリーになっちゃう気がするし、実際今の日本はそんな気がする。方針や提案に対しての非難ばかりが先行している気がする。

それにウィルスによる影響を何でもかんでも政治に転嫁するのも違うと思う。影響は最低限に収めるよう対策はしないといけないけど、ゼロにできるわけはないし、「どうしようもない」こともだってある。僕が勤める会社も大赤字のように。。。

4.みんなそれぞれに責任がある

結局「言った人」「決定した人」が全ての悪者にされて、報じた人・情報をシェアした人は無罪放免なのも気になる。

大雨のときの球磨川の氾濫だって「ダムがあれば、、、」みたいな報道はおかしいはずで、ダム建設検討時は一部の住民やメディアは大反対してたんじゃないかと思う。詳しく調べてないから知らんけど。結局ダム建設白紙にした人は結果論で悪者にされて、メディアは無罪放免である。時が変われば言うことも変わる。

何でこうなるかってコロナにしても何にしてもメディアにネタとして消費されているんじゃなかと思う。

毎日何か報じないといけない
新しいネタが必要
ネットの普及で情報が速くて膨大
その上で視聴率も取らないといけない

そんな中で、今回のような注目を浴びる吉村知事の「うがい薬発言」がホットで新鮮な話題として消費され、消費者が煽られて医療機関は振り回される。そんな構図な気がする。

発言する人も、報道関係者も、消費者も、医療関係者もみんなそれぞれに責任がある中で、僕たち消費者は「それホンマ?」と立ち止まって振り回されないことが必要だと思う。文句言ったり非難するだけが消費者の責任ではないはずだ。ただのハッピー野郎かも知れませんが一丸となって頑張っていきましょうよ。

うがい薬は我が家の中で必需品ではないし、妊婦さんはNGなのでいらない。けど、今度必需品の中で同じようなことが起こったら、買い占められる前に入手する必要があるので買わざるを得ないんだけどね。

 

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おしまい

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