胎児発育曲線の±2.0SDの意味は?妊娠に学ぶ統計学-標準偏差-

20200801トツキトオカ

昨日妻が妊婦定期健診に行ってきました👶

新型コロナ感染再拡大を受けてまた付き添いはNGに。僕はまた留守番です🏡

胎児の体重が平均以上に大きい状態が続いていましたが今回は胎児発育曲線内に収まっていました📈

胎児発育曲線に統計学の考え方が含まれていましたのでその説明も交えながらレポートします!

1.30週定期妊婦健診まとめ

胎児の体重が発育曲線内に!

✔ 体重(胎児) = 1,696グラム📈
✔ 体重(妻) = 1.3キロUP
  (妊娠28週時比)
✔ ブドウ糖負荷検査報告書は正常値
✔ お腹の張りを感じるためお薬処方

20200801エコー写真

お顔が完成してきました👶
生で見れるのが楽しみです!!
生まれるまで68日です📅

2.胎児の体重が胎児発育曲線内に

我が家のちびちゃんの体重推移

お腹の赤ちゃんの体重が大きく、胎児発育曲線を超える値が続いていました。

今回は28週比 +193g の 1,696g で胎児発育曲線内に収まりました。

推移をグラフにしてみました📈

ちびちゃんと胎児発育曲線

青線 が EFW = Estimated Fetal Weight = 推定児体重

赤線胎児発育曲線 です。

胎児の体重は Estimated、あくまで推定で±200gの誤差は生じうるようです。

胎児発育曲線とは

胎児発育曲線

「この中に収まってればOKなんやろ?」

と漠然と思っていましたが、こう説明がありました📝

胎児発育曲線:胎児発育曲線は正期産(妊娠37週0日から41 週6日)で正常体重(新生児の基準値10から90バーセンタイルの間)で出生した沢山の児が子宮内にいたときに計測された推定児体重から、妊娠週数ごとの平均値をもとめ、それから作成されたものです。したがってこの胎児発育曲線の基準値内の推定体重であれば、正常体重での出生が期待できるということになります。

胎児計測と胎児発育曲線について:文責日本産科婦人科学会周産期委員会

『新生児の基準値10から90バーセンタイルの間』は平たく言うと基準値の下から10%と上から10%を対象外にしていることを指します。両端部分の極端な数字を反映させないためと思われます。

そしてそのグラフがこちら👇

胎児計測と胎児発育曲線について:文責日本産科婦人科学会周産期委員会

平均線と上限(+2.0 SD)・下限(-2.0 SD)の線が引かれていますね。

この上下のラインの間に正常発育児の 95.4% がはいります。

3.胎児発育曲線に学ぶ統計学 ±2.0 SD の意味

図に書かれている + 2.0SD -2.0SD って何??

と思われる方も多いかと思います。

その意味を数学好きな文系の僕がムズカシイこと抜きにして説明します。

平均値 | 中央値 | 標準偏差

20人に対してテストを行った成績が
下図だったとした場合の;

🔹平均値

🔹中央値

🔹標準偏差

をまずは示してみます。

平均値(Average)

20人の合計点を20人で割った値です。
THE 平均 です。

中央値(Median)

小さい順に並べた点数のちょうど中央にある点数です。

上図の場合はデータが20個あって”ちょうど中央”が存在しないので下から10個目(78点)と下から11個目(80点)のデータの平均=79 となります。

中央値は上限(若しくは下限が)が青天井の時に見るとより現実に近いものとなります。

わかりやすいのが年収や資産額💰
世の富豪たちは現実離れした数字で平均を押し上げてしまうので平均値は現実より大きめの数字が出てしまいます。

年収300万、500万、1000万の3人の平均は600万と1000万が平均を押し上げていて、平均以上は1000万の人だけになっちゃいました。

一方中央値は2番目の500万と現実に近づいています。

標準偏差(Standard Deviation)

これは「だいたいプラスマイナスこれくらいの間にみんな収まってる」って言うイメージの値です。

上図では平均点77.7点±10.8点の間、つまり67点~88点の間にだいたい収まってるってことです。

具体的には下記のように計算されています。
図が大きくなるのでB~Sは省略します!

c^2 は c の 2乗 を示しています。

標準偏差から出した曲線が胎児発育曲線に描かれている

その「だいたい」とは?

平均値 ± 標準偏差1つ分 の範囲に68%

そして、、、
平均値 ± 標準偏差2つ分 の範囲には95%、

さらにさらに、、、
平均値 ± 標準偏差3つ分 の範囲にデータの99.7%が計算上入ります。

これには正規分布やら条件がありますがここでは割愛します💦

± 標準偏差(SD) 2つ分、、、
± 2 SD、、、見覚えありますよね?

胎児発育曲線の上限/下限に書かれていた線です。

つまり胎児発育曲線は膨大なデータを集めて
 ➡ 平均値と標準偏差を出して
  ➡ 平均値から標準偏差±2つ分の
    ラインを描いたものです📈

「この中に収まってればOK」と言うよりは

正常発育児の体重のデータの約95%が入るライン、であり

逆を言えば正常発育児も約5%は曲線外にある、ということも言えます👶

ただ妊婦さんにも胎児にも個人差がありますので、担当の先生とよく相談してください!

グラフの意味を知っていれば見方が少し変わるかなと思い記事にしてみました!

4.世の中統計だらけ

世の中は統計に溢れています🔢

ワイドショーや雑誌などの街角アンケートだってそう。

けど、「その統計信ぴょう性ある?」って思うことありませんか?

🔸 何人に調査した?
🔸 調査対象に偏りはない?
🔸 比較対象は同じ条件?
などなど。。。その統計信じて大丈夫?

ムズカシイこと「ある程度」抜きにしてマンガで読めるこの本📖面白いです!

訳のわからんアンケートに騙されないようになりましょう!

この世で一番おもしろい統計学
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同じシリーズで経済学の本もあります!

統計学を読んでみて面白かったらコチラも是非🙆

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※この記事は、筆者と筆者の妻の経験に基づき記載しています。本記事は妊娠中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。この記事により生じたいかなる損害に関しても、筆者は責任を負いかねます。

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